まつげエクステの経営をするうえで欠かせないのが、数字でみるベッドやスタッフの生産性。その数字から現状がわかり、改善していくべき点が見つけられます。それは、回転率を上げるヒントにもなります。
まつげエクステはベッドやソファを利用しておこないますが、この1つのベッドやソファから生まれる売り上げは効率指標になります。
予約がどれだけあっても、1日に稼働できる時間はベッド周りの清掃やメンテナンスにかかる時間を除いた分だけです。
「平均時間単価×稼働時間×営業日数」で、月の最大の生産性が算出できます。
さらに、ベッドの稼働率は常に100%を占めているわけではないので、稼働率をかけることで目安となる生産率が出されます。すなわち「お店全体の時間単価×1ベッド当たりの稼働率(%)×営業時間×営業日数」です。
(※)参照元:Beaute(https://www.beaute-p.com/eyelist/2604/)
スタッフ1人当たりの売上を示すスタッフ生産性は、「客単価×施術人数×勤務日数」とで算出でき、売上指標として把握しておきたいもの。
客単価が絡んでくることからも、実績のあるアイリストの場合では自然と高くなりますし、新人であれば客単価も安く差が出てしまう事になるでしょう。
経験値を考慮した対応と、差を縮めるにはどうしたらいいのかが、経営者には求められることになります。
新人目安 | ベテラン目安 | |
勤務日数 | 22日 | 22日 |
平均単価 | 5,000円 | 6,500円 |
1日の平均施術人数 | 5人 | 6人 |
月の売り上げ平均 | 55万 | 85万 |
(※)参照元:Beaute(https://www.beaute-p.com/eyelist/2604/)
手っ取り早く回転率を上げるには、誰にでも無理なく扱える簡単な商材を導入することです。短い時間に、誰もが無理なくできれば回転率は上がります。
ただ、誰でも扱える商材は、jホームケアとして販売されていることもあるので、サロンにきてわざわざするのはどうかと言った印象を持たれることも。簡単な商材ほど、ホームケアとは違うプラスαの魅力が必要です。
エクステの施術過程で、時間短縮ができる過程といえば、グルーによる硬化時間です。効果時間はグルーによって異なりますので、回転率を考えるなら早く固まるのを選ぶのが良いでしょう。
ただ、技術面で硬化スピードについていけない場合もあり、これはアイリストの腕や経験次第といえます。
早さばかり求めてては仕上がりに影響してしまうので、それよりも技術力の向上に合わせたグルーを使う事のほうが、失敗も少なく回転率をあげる事になります。
扱いが難しい商品などは、販売会社でフォロー体制が整っているところが安心。
技術的な事が聞ける、指導してもらえるのは大変助かります。販売会社ほど、商品についてよく知っている人はいませんので、スタッフの早い上達も期待できます。早く修得できれば、それだけ回転率をあげる事が可能になります。
逆に、販売するだけで購入後のフォローをしてくれないようだと大変です。自分たちで技術習得のために模索していかなければならないのですから時間がかかり、回転率をあげるのも難しくなってしまいます。
サロンのターゲットに合わせやすい自社開発商材(※1)を揃え、スタッフの技術力までサポートしてくれる、まつげエクステ通販サイトをセレクト(※2)しています。
(※1)詳しくは、記事『サロンの売り上げUPに不可欠な3つのポイント』内の「自社開発商材を扱う商社通販を選ぶ」をご参考ください。
(※2)2020年11月時点で、「まつげエクステ 通販」と検索をした際に、Google検索画面上位20の通販ショップを調査した上で、その中から4つの通販を選定。選定した4つの通販サイトを五十音順に並べて紹介しています。