まつげエクステの施術で得られる利益はどれくらいになるのでしょうか?
オープン時にかかる初期費用や商材の原価から、利益を得るためのメニュー設定を考察してみました。
まつげエクステのサロンでの施術料金は、大体5,000円前後(※1)に設定されています。その仕入れ材料費は、他の業者と比べても安価であり、原価率も一般的には5%前後(※2)と低めです。ですから、上記の施術料金では、材料費は200円程度といったところです。しかも、エクステの使用期限は気にすることがないので、不良在庫が発生しにくいというメリットもあります。
(※1)2020年11月時点、編集部調べ
(※2)参照元:BEAUTE(https://www.beaute-p.com/eyelist/24475/#:~:text=マツエクの場合は材料,保つことが重要です。)
多店舗展開はするにあたって、レンタルサロンや賃貸マンション、貸店舗とさまざまな選択肢がありますが、事業譲渡(M&A)やフランチャイズ展開という選択肢もあります。
経営体力がなかったばかりに事業譲渡を考えるオーナーもおり、掘り出し物のサロンと出会えることもあります。フランチャイズであれば、本部のノウハウとアドバイスを基に経営を拡大させていく事も可能です。
経費項目 | 費用目安 |
内装工事費 | 350,0000円前後 |
材料費 | 20,0000円前後/1店舗 |
什器・備品 | 1,000,000円前後 |
広告宣伝費 | 2,500,000円前後 |
人材募集 | 3,000,000円前後 |
研修・教育費 | 50,0000円前後 |
その他 | 20,0000円前後 |
参照元:
J-Net21(https://j-net21.smrj.go.jp/startup/guide/service/2017071301.html)
30歳からの小さなサロンの開業術(https://www.felicite-kobe.net/column/archives/1641)
商業用のテナントビルなどの貸店舗での開業では、保証金などを含めた賃料が自宅サロンやマンションサロンに比べると高く設定されています。運転資金なども含めると、最低でも300万円以上はかかると思っていたほうがいいでしょう。
少しでも安く抑えるのであれば、内装費用などを安く抑えることができる居抜き物件がおすすめです。
経費項目 | 費用目安 |
物件取得費 | 1,000,000円前後 |
材料費 | 200,000円前後 |
什器・備品 | 100,000円前後 |
広告宣伝費 | 300,000円前後 |
人材募集 | 0円 |
研修・教育費 | 0円 ※オーナーの自己投資費は別 |
運転資金 | 1,500,000円前後 |
参照元:
30歳からの小さなサロンの開業術(https://www.felicite-kobe.net/column/archives/1641)
自宅で開く場合では、改築費用がかかってきます。家具や材料、宣伝広告費、そして数か月分の運転資金が必要です。また、いくら自宅だからと言っても、保健所への美容所登録が当然必要となりますので、その条件をクリアーする必要があります。
経費項目 | 費用目安 |
内装工事費 | 1,000,000円前後 |
材料費 | 200,000円前後 |
什器・備品 | 100,000円前後 |
広告宣伝費 | 300,000円前後 |
人材募集 | 0円 |
研修・教育費 | 0円 ※オーナーの自己投資費は別 |
運転資金 | 500,000円前後 |
参照元:
30歳からの小さなサロンの開業術(https://www.felicite-kobe.net/column/archives/1641)
まつげエクステの相場価格は、一般的には5,000円~6,000円(2020年12月時点、編集部調べ)ほどとなっています。ただ、エリアによって金額に差があり、東京などの都市部は多種多様な価格設定で、大阪や福岡などは価格競争が激しいことからも安く、地方都市ではターゲットに応じた価格設定がされています。
出店エリアの平均価格に合わせるのも大事ですが、コストや施術時間なども加味して考える必要があります。
料金設定の基本は原価率。まつげエクステでは材料費を安く抑えることが可能なので、5%~10%程度(※)が一般的となっています。5,000円のメニューなら材料費は350円(※)ほどが望ましく、残りの費用で家賃や人件費、光熱費などに充てていきます。
サロンの客層やエリアなどから平均金額を出し、原価率を考えながら調整していきます。
(※)参照元
Beaute(https://www.beaute-p.com/eyelist/24475/)
日向あき『小さなサロン開業アドバイザー』好きな美容をお仕事に!(https://ameblo.jp/akiko-totalbeauty/entry-12436130719.html)
サロンのターゲットに合わせやすい自社開発商材(※1)を揃え、スタッフの技術力までサポートしてくれる、まつげエクステ通販サイトをセレクト(※2)しています。
(※1)詳しくは、記事『サロンの売り上げUPに不可欠な3つのポイント』内の「自社開発商材を扱う商社通販を選ぶ」をご参考ください。
(※2)2020年11月時点で、「まつげエクステ 通販」と検索をした際に、Google検索画面上位20の通販ショップを調査した上で、その中から4つの通販を選定。選定した4つの通販サイトを五十音順に並べて紹介しています。